「手帳やノートを買ったのに、三日坊主で終わってしまった」
「SNSみたいにおしゃれにできなくて、続かなかった」
そんな経験、ありませんか?
ノートや手帳は、本来
“きれいに仕上げるもの”ではなく、“自分の時間を楽しむための道具”です。
うまく使えば、ひとり時間を豊かにしてくれる、立派な趣味になります。
この記事では、
頑張らなくても続く「ノート時間の楽しみ方」と、手帳デコ・文房具の活用術を紹介します。
1. ノート時間が続かない理由は「完璧を目指してしまう」から

ノートや手帳が続かない一番の原因は、
最初から完成度を求めすぎてしまうことです。
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字がきれいじゃないとダメ
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配色がおしゃれじゃないとダメ
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毎日書かなきゃ意味がない
こうした思い込みがあると、
1回サボっただけで「もういいや」となりがち。
でも実際は、
ノートは誰かに見せるものではありません。
途中で空白があってもいいし、
文字だけの日があっても問題ありません。
2. ノート時間は「書く」より「開く」ことが大切
続けるために意識してほしいのは、
“何を書くか”より“とりあえず開く”ことです。
まずはこれだけでOK
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今日あったことを1行
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天気を書く
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コーヒーを飲んだ、だけでもOK
「何かを書こう」と思うとハードルが上がりますが、
「開くだけ」なら意外とできます。
開いてしまえば、
自然とペンを持ちたくなるものです。
3. 手帳デコは「盛らない」が正解
手帳デコというと、
シールやマスキングテープをたくさん使った
華やかなイメージがあるかもしれません。
でも、一人暮らしの趣味としておすすめなのは
“最低限のデコ”です。
◎ デコは「目印」として使う
デコレーションの役割は、
おしゃれにすることよりも見返しやすくすること。
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大事な日 → シール1枚
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気分が良かった日 → 色ペンで丸
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週の区切り → マスキングテープ1本
これだけで、
あとから見たときに内容が頭に入りやすくなります。
◎ 色は3色までにすると疲れない
色を使いすぎると、
書くのも見るのも疲れてしまいます。
おすすめは
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黒(本文)
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グレー or ブルー(補足)
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好きな色1色(アクセント)
このくらいが、
長く続けやすいバランスです。
4. 文房具は「少数精鋭」が続くコツ

文房具が好きだと、
つい増やしたくなりますよね。
でも、最初からたくさん揃えると
「使いこなせていない感じ」がストレスになります。
最低限そろえるならこの3つ
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書きやすいボールペン1本
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薄い色のマーカー1〜2本
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気分が上がるノート or 手帳
これだけで十分です。
特に重要なのは、
「書きやすさ」と「手に取ったときの気分」。
高価である必要はありません。
「なんとなく好き」で選ぶのが正解です。
5. 一人暮らしに合うノートの使い方アイデア
ノート時間は、
日記だけに使う必要はありません。
一人暮らしだからこそ、
生活とセットにするのがおすすめです。
☕ その日の「小さな満足」を書く
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おいしいコーヒーを飲んだ
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早めに寝られた
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部屋が少し片づいた
大きな出来事でなくてOK。
小さな満足を書き留めるだけで、
一日がやさしく締めくくられます。
📺 映画・ドラマ・本のメモ帳にする
観た作品の感想を、
短くメモするだけでも立派な趣味です。
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面白かった
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映像がきれい
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また観たい
この程度で十分。
あとで見返すと、
「自分の好み」が分かって楽しくなります。
🧹 生活ログとして使う
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掃除した日
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洗濯した日
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買い物メモ
こうした記録も、
あとから見ると意外と役に立ちます。
6. ノートを書く時間帯を決めると習慣化しやすい
「気が向いたら書く」だと、
どうしても忘れがちになります。
おすすめなのは、
すでにある習慣にくっつけること。
例
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夜、コーヒーを飲んだあと
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お風呂あがり
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寝る前5分
時間は短くてOK。
毎日5分以下が理想です。
長く書こうとすると、
続かなくなります。
7. 書けない日があっても、気にしなくていい

ノートが続かない人ほど、
「書けなかった日」を気にします。
でも、
空白は失敗ではありません。
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忙しかった
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気分が乗らなかった
それだけのことです。
次に開いたとき、
何事もなかったように続ければOK。
ノートは「自分にやさしい趣味」であっていいのです。
8. まとめ|ノート時間は“自分のための静かな趣味”
ノートや手帳は、
上手に使えば
お金もかからず、場所も取らない最高の趣味になります。
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きれいじゃなくていい
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毎日じゃなくていい
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自分が分かればそれでいい
今日、
ペンを1本とノートを開いて、
一行だけ書いてみてください。
その一行が、
あなたのひとり時間を少しだけ豊かにしてくれるはずです。
